「ノーラン最新作、ついに日本上陸です。」
映画『オデュッセイア』を楽しみにしながら、「日本ではいつ公開されるの?」と待ちきれない方も多いのではないでしょうか。
日本公開日は、2026年9月11日(金)。クリストファー・ノーラン監督が、2800年もの時を超えて語り継がれてきた英雄譚を、上映時間172分の圧倒的スケールで映画化した超大作です。
実は北米では7月17日にひと足早く公開され、8月時点で全世界興行収入14億ドルを突破。主演マット・デイモンを迎えた壮大な冒険は、すでに世界を熱狂させているのです。
そこで今回は、『オデュッセイア』の日本公開日や作品情報、見どころをわかりやすく紹介します。
待ちに待った日本公開に備えて、ぜひ今のうちにチェックしておいてください!
『オデュッセイア』の公開日はいつ?
日本公開は2026年9月11日(金)、全国の劇場で公開されます。吹替版も同時公開されると公式に発表されています。
アメリカとの公開日の差は約2か月
北米での公開は2026年7月17日で、日本は約2か月遅れです。
配給は、ノーラン監督の前作『オッペンハイマー』も手がけたビターズ・エンドが担当すると公表されています。ユニバーサル作品を東宝東和以外が扱う点は、日本の配給としては異例です。
予告編はいつ公開された?
最初の映像は2025年夏、劇場限定の予告として一部の上映回でのみ流されました。
ネット公開を後回しにする手法は『ダークナイト』以来のノーラン流で、「劇場で観るための映画」という姿勢を宣伝段階から通した形です。
『オデュッセイア』の上映時間は何分?
上映時間は172分、約2時間52分です。
前作『オッペンハイマー』の180分よりわずかに短いものの、後期ノーラン作品の長尺路線は続いています。
休憩はありません。水分を控えめにして臨むのが現実的だと筆者は考えます。
『オデュッセイア』のあらすじと登場人物は?
公式イントロダクションによれば、主人公はトロイア戦争を終わらせた英雄オデュッセウス(マット・デイモン)です。戦後10年も消息を絶った彼が、故郷イタケへ帰り着くまでの旅を描きます。
王の不在で荒れる故郷イタケ
物語の起点は、王が20年間不在のままの島国イタケです。
王宮ではアンティノオス(ロバート・パティンソン)ら求婚者が王位を狙って居座り、王妃ペネロペ(アン・ハサウェイ)と息子テレマコス(トム・ホランド)だけが帰還を信じ続けています。
トロイア戦争と、神々の怒りを買った帰路
父の行方を追ったテレマコスは、スパルタで父の戦いの物語を聞かされます。
長期化した戦争を終わらせたのは、巨大な木馬に兵を潜ませる策でした。しかし勝利後の船団は神々の怒りを買い、単眼の巨人キュクロプス、魔女キルケ、セイレーンの歌に翻弄されます。
イタケ帰還後の最後の戦い
※ここから物語の終盤に触れます。
漂流の末、オデュッセウスは身分を隠してイタケへ帰り着きます。家族を守るため、王宮を占拠した求婚者たちとの戦いに挑むところが物語の到達点です。
原作からの改変点は公式には未発表
ホメロスの叙事詩をどこまで再構成したかについて、公式な説明は現時点で出ていません。
予告や公式あらすじからは、原作同様にテレマコスの旅を並走させる構成が読み取れますが、省略や順序の変更については公開後に確認するほかありません。
『オデュッセイア』のキャストと吹替声優は?
主演はマット・デイモンで、ノーラン監督とは『インターステラー』『オッペンハイマー』に続く3度目の共演です。
以下の吹替キャストは、配給の公式発表および公式サイトの掲載に基づきます。
主人公とその家族
| 役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
|---|---|---|
| オデュッセウス | マット・デイモン | 平田広明 |
| ペネロペ | アン・ハサウェイ | 坂本真綾 |
| テレマコス | トム・ホランド | 榎木淳弥 |
イタケの求婚者・神々ほか
| 役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
|---|---|---|
| アンティノオス | ロバート・パティンソン | 江口拓也 |
| アテナ | ゼンデイヤ | 白石涼子 |
| カリュプソ | シャーリーズ・セロン | 本田貴子 |
このほか、ルピタ・ニョンゴ、エリオット・ペイジ、ジョン・バーンサル、ミア・ゴス、ヒメーシュ・パテル、ベニー・サフディ、サマンサ・モートン、ジョン・レグイザモらが出演します。楽人役でラッパーのトラヴィス・スコットが参加している点も話題になりました。
なお、公式に役名が明示されていない出演者もいます。役名と俳優の対応は公式サイトでの確認が確実です。
音楽はルドウィグ・ゴランソン、撮影はホイテ・ヴァン・ホイテマが担当します。
上映館・IMAX上映・前売り券の情報は?
IMAX®の先行上映が実施され、IMAX®およびプレミアラージフォーマットでの同時公開も公式に決定しています。
IMAXで観る意味はある?
本作は商業映画で初めて全編をIMAXフィルムカメラで撮影した作品です。
画面の縦幅が広がるIMAX比率で全編が設計されているため、通常スクリーンとは見える情報量そのものが変わります。上映形式を選ぶ価値は、過去のノーラン作品より明確です。
上映館と前売り券の確認方法
日本での上映館一覧、前売り券の発売日や特典は、公式サイトと各劇場の告知で順次発表されます。
IMAXフィルム上映が可能な設備は国内でも限られるため、形式にこだわる方は劇場公式の上映スケジュール確認が先決です。
- 上映館・上映形式:作品公式サイトの劇場一覧
- 前売り券・特典:劇場窓口およびオンライン販売ページ
- IMAX対応の可否:各劇場の設備案内
情報は変動します。最新は公式で確認してください。
『オデュッセイア』の製作費と撮影地は?
推定製作費は2億5000万ドルと報じられており、ノーラン監督のキャリア最高額とされます。企画始動は2024年10月、原作がホメロスの叙事詩だとユニバーサルが正式発表したのは同年12月でした。
撮影は2025年2月下旬に開始され、イギリス、モロッコ、イタリアなどで行われました。詩に登場するシチリア・エオリア諸島のファヴィニャーナ島もロケ地に選ばれています。
CGで海を作らず実際の海へ出た選択が、この製作費の内訳を物語っていると筆者は考えます。
監督は公開時のインタビューで、故郷への思いと家族への愛という問いを、観客が全身で感じられる映画体験にすることが挑戦だったと語っています。
世間の反応は?北米での評価と興行収入
北米での評価は高評価が優勢です。称賛の中心は映像体験と音響設計、賛否が分かれたのは172分の長尺と語りの密度でした。
批評サイトのスコアは変動するため、Rotten TomatoesやMetacriticの最新値は各サイトで確認してください。
具体的に何が支持され、何が批判されたか
支持されたのは、IMAXフィルムがとらえた海と自然光の質感、そして人物の顔を大画面で見せる演出です。
批判は、神話の筋を丁寧に追う構成が中盤で停滞して見えるという点に集中しました。神話の再現度を重んじるか、映画としてのテンポを取るかで評価が割れた形です。
前売り記録とIMAXシェア
数字の出方が異例でした。以下はいずれも各社発表・報道による集計です。
- 前売り開始24時間で約15万枚・340万ドル(1年前からの先行販売分を含む)
- 北米公開初日は5120万ドル、IMAX上映が全世界オープニングの20%
- 英国BFI IMAXでは24時間で2万8000枚・75万ポンドを記録
公開1年前の2025年7月17日にIMAX 70mm上映回の前売りを開始したのは、ハリウッドのスタジオとして初の試みでした。
全世界興収14億ドルという到達点
全世界興収は14億ドルを超えました(2026年8月時点)。
前作『オッペンハイマー』の約9億7000万ドル、『ダークナイト ライジング』の約11億ドルを上回る自己最高記録です。北米と海外の内訳は集計元によって差があるため、断定は避けます。
筆者の考察:ノーランは何を選び、日本ではどう転ぶか
ここからは筆者の私見です。前提として、筆者は本作を未見です。日本公開まで内容に触れたくないため詳細レビューは意図的に避け、公式情報と海外の評価傾向のみを追ってきました。
なぜ日本公開は2か月遅れたのか
個人的には、上映形式と吹替の準備が理由の中心だと考えています。
全編IMAXフィルムという作品を、IMAX上映とプレミアラージフォーマットで同時にそろえるには、劇場側の調整期間が要ります。配給が東宝東和ではなくビターズ・エンドという座組みも、大手の年間ライン組みとは別の枠で動いた可能性を示しているように見えます。
日本での興行はどこまで伸びるか
ノーラン作品の日本興収は、『オッペンハイマー』が約16億円、『TENET テネット』が約27億円でした。
今回は神話題材で172分、北米ではR指定という条件が重なります。ライト層が入りにくい一方、IMAX需要は過去作より確実に強い。筆者としては、上映形式の単価が全体を押し上げる形になると予想します。
配役に見えるノーランの狙い
キャスティングが面白いのは、家族側と敵側の質の置き方です。
理知的な役を重ねてきたマット・デイモンに「策略で戦争を終わらせた王」を振り、若い求婚者アンティノオスにロバート・パティンソンを置く。近年のパティンソンは危うさと知性を同居させる役が続いており、単なる悪役では終わらない配置だと感じます。
女神アテナにゼンデイヤという選択も、神を超越者としてではなく、主人公に伴走する存在として描く意図の表れではないでしょうか。
この物語の重心はどこにあるか
あらすじを追って見えてくるのは、本作の重心が怪物退治ではなく「留守にした20年」にあることです。
帰り着いた家では、自分の椅子に他人が座っている。英雄譚の形をしていますが、中身は喪失の物語に近いと考えられます。ノーラン監督が『インターステラー』で描いた「帰る」というテーマを、神話の枠でやり直した作品だと筆者は捉えています。
観る前に知っておきたい注意点
正直に書くと、気軽に観られる作品ではありません。
- 172分と長く、休憩がない
- 北米ではR指定(17歳未満は保護者同伴)が付いた
- 日本の映倫区分は本稿執筆時点で未確認
- 登場人物が非常に多い
お子さんと観る予定の方は、公開直前に公式サイトで区分をご確認ください。
よくある質問
ギリシャ神話を知らなくても楽しめますか?
結論から言えば、予備知識は不要です。物語の筋は作中で説明される構成だと考えられます。ただし登場人物が多いため、オデュッセウス・ペネロペ・テレマコスの家族関係だけは押さえておくと安心です。
吹替版はありますか?
あります。公式に吹替版の同時公開が発表されており、平田広明さん、坂本真綾さん、榎木淳弥さんらが参加しています。
IMAXと通常上映、どちらを選ぶべきですか?
映像体験を優先するならIMAXです。全編がIMAXフィルムで撮影されており、画面の情報量が上映形式によって変わります。上映館・上映形式は変動するため、最新情報は公式サイトや劇場でご確認ください。
まとめ
映画『オデュッセイア』(原題『The Odyssey』)の日本公開日は2026年9月11日(金)、上映時間は172分です。
トロイア戦争後に20年間帰れなかった王オデュッセウスが、試練を越えて故郷イタケへ帰り、家族を守るために戦うまでを描きます。
マット・デイモンら豪華キャストと、映画史上初の全編IMAX撮影。上映形式と上映館は変動するため、公式サイトでの確認をおすすめします。
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