柴咲コウと赤楚衛二がW主演するNetflix映画『余命一年、男をかう』が、いよいよ2026年11月5日(木)に配信されます。
「主演ふたり以外は誰が出ているの?」「登場人物の関係がややこしそう」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
柴咲コウが余命一年を告げられる会社員・片倉唯を、赤楚衛二がホストの瀬名吉高を演じ、脇を固めるのは筒井道隆、西田尚美、濱田マリ、鳴海唯、森口瑤子、宮世琉弥、尾碕真花、近藤公園の8人です。
実は、この8人は「唯の世界」と「瀬名の世界」にきれいに分かれていて、ふたりを結ぶ72万円の契約を中心に見ると、関係がすっきり分かります。
そこで今回は、主要10人のキャストと役柄を一覧にし、4つのグループに分けた相関図で人物関係を整理しました。
配信前の予習に、ぜひ役名と顔ぶれをチェックしてみてください。
『余命一年、男をかう』はどんな話?あらすじを簡単に3行で
3ステップでわかるあらすじ
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原作は吉川トリコの同名小説で、2021年に第28回島清恋愛文学賞を受賞しています。
映画化の発表時には、原作者の吉川トリコさんも驚きの声をXに投稿していました。
映画化はいつ発表された?キャスト解禁までの流れ
情報は、主演→配信日と脇役の順に段階的に明かされてきました。
📅 発表から配信までの流れ
2026年1月27日
映画化とW主演を発表
「Next on Netflix 2026」でファーストルックも公開
2026年9月16日
配信日・予告・追加キャストを発表
キーアートと脇役8人を同時に解禁
2026年11月4日
配信直前プレミア試写会
柴咲コウ、赤楚衛二、監督、脚本家が登壇予定
2026年11月5日
Netflixで世界独占配信
主演発表から約8か月あけて脇役をまとめて出したことで、「唯と瀬名の周りに誰がいるのか」という関心が配信直前に集まった流れだと筆者は見ています。
『余命一年、男をかう』キャスト一覧(主要10人)
まずは10人の役どころを一覧で確認しましょう。
まずは唯の側から。職場・家族・病院と、唯が「誰にも頼らず」生きてきた世界の人たちです。
| 役名 | キャスト | どんな人物か |
|---|---|---|
| 片倉唯 | 柴咲コウ | がん検診で余命一年と知らされる、貯金が趣味の40歳 |
| 生山誠実 | 筒井道隆 | 唯の会社の上司。かつて唯と不倫関係にあった |
| 丸山みずほ | 西田尚美 | 家庭を持ちながら推しへの課金を惜しまない唯の同僚 |
| 唯の継母※ | 森口瑤子 | 唯の父の再婚相手。唯とは昔から心の溝がある |
| 医師※ | 近藤公園 | 唯に病状と余命を伝える |
続いて瀬名の側です。家族とホストクラブの人たちで、瀬名がお金を必要とする理由につながっています。
| 役名 | キャスト | どんな人物か |
|---|---|---|
| 瀬名吉高 | 赤楚衛二 | お金に追われ、唯に時間を“売る”ピンク髪のホスト。源氏名はリューマ |
| 瀬名の母※ | 濱田マリ | 家の借金を抱えつつ、娘の子どもの世話もしている |
| 那智 | 鳴海唯 | 夫の暴力から子どもを連れて逃げ帰ってきた瀬名の妹 |
| 霧矢 | 宮世琉弥 | 瀬名と同じ店で働く若手ホスト |
| 瀬名の上客※ | 尾碕真花 | 店で瀬名を指名している女性客 |
※は、執筆時点の公式発表で固有の役名が明かされていない人物です。
『余命一年、男をかう』の相関図|唯と瀬名を囲む4つのグループ
中心にあるのは「唯が瀬名を72万円で買う」という契約です。そこから唯の世界と瀬名の世界が左右に広がります。

相関図で関係をひと目で整理
『余命一年、男をかう』相関図
片倉唯
柴咲コウ|節約が趣味の40歳
⇄ 72万円の契約 ⇄
唯が瀬名の時間を“買う”
瀬名吉高
赤楚衛二|ピンク髪のホスト
唯の世界
▼ 職場
生山誠実(筒井道隆)
上司/元不倫相手
丸山みずほ(西田尚美)
同僚。推しへの課金を惜しまない
▼ 家族と病院
唯の継母(森口瑤子)
父の再婚相手/長年のわだかまり
医師(近藤公園)
唯に余命を告げる
瀬名の世界
▼ 瀬名家
瀬名の母(濱田マリ)
借金を抱え、那智の子の世話も
那智(鳴海唯)
妹。夫の暴力から逃げて帰省
▼ ホストクラブ
霧矢(宮世琉弥)
同じ店の後輩ホスト
瀬名の上客(尾碕真花)
瀬名を指名する客
※公式発表をもとに作成
唯の職場:上司・生山(筒井道隆)と同僚・みずほ(西田尚美)
生山は、唯との関係が終わってからも彼女に未練を見せる上司です。
演じる筒井道隆は『バタアシ金魚』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受け、『王様のレストラン』でも知られる俳優です。筆者は、彼の穏やかな雰囲気が、かえって執着の気味悪さを際立たせそうだと感じます。
みずほは推しにお金を使うことを愛情表現と考える同僚で、節約一筋の唯とは真逆の金銭感覚を持っています。
唯の家族と病院:継母(森口瑤子)と医師(近藤公園)
継母は、唯が「誰にも頼らない」生き方を選んだ背景に関わる人物です。
森口瑤子はドラマ『やまとなでしこ』や映画『八日目の蝉』などに出演してきました。言葉にしない親子の距離を、表情でどう見せるかに注目しています。
医師は唯に余命を告げる役で、出番は多くない可能性があります。ただ、物語のスイッチを押す場面を担う重要な役です。
瀬名家:母(濱田マリ)と妹・那智(鳴海唯)
瀬名が見知らぬ唯にまでお金を頼んだ理由は、この家族にあります。
母は借金を背負いながら、娘・那智の子どもの面倒も見ています。那智は夫の暴力から逃れ、子連れで実家に戻ってきました。
鳴海唯は朝ドラ『なつぞら』や大河『どうする家康』に出演し、2026年は『テミスの不確かな法廷』でヒロイン、『赤灯えれじい』で連続ドラマ初主演を務めています。
ホストクラブ:後輩・霧矢(宮世琉弥)と上客(尾碕真花)
霧矢は、瀬名がかつての自分を重ねて見る若手ホストです。宮世琉弥は映画『恋わずらいのエリー』で主演を務めた若手で、危うさを含んだ役でどんな顔を見せるか楽しみです。
上客を演じる尾碕真花は『騎士竜戦隊リュウソウジャー』のリュウソウピンク役で知られます。
「ホストと客」というお金の関係が、唯と瀬名の契約とどう違って見えるのか。筆者はこの対比が、本作の隠れた見どころになると考えています。
柴咲コウと赤楚衛二はどんな役?主演コメントから読む
ふたりのコメントからは、役を「自分とは違う人物」として面白がっている姿勢が伝わります。
片倉唯(柴咲コウ)|節約が趣味の40歳
唯は恋愛も結婚も「割に合わない」と避け、老後のために堅実に暮らしてきた女性です。余命宣告で湧いた感情は恐怖ではなく、解放感でした。
柴咲コウは発表時、原作を読んで直感的に演じたいと思ったとコメントしています。
髪型や働き方、節約ぶりは普段の自分とかけ離れていそうだとしつつ、唯の一筋縄ではいかない面に引かれたとも語りました。撮影を通じて推し活の大切さを実感した、という言葉も印象的です。
柴咲コウは、ジブリ映画『君たちはどう生きるか』でキリコの声も担当しています。声だけの芝居との違いを比べてみるのもおすすめです。
瀬名吉高(赤楚衛二)|源氏名リューマのホスト
瀬名は唯より10歳ほど年下のホストで、病院のロビーで初対面の唯にお金を貸してほしいと声をかけます。
赤楚衛二は瀬名を、重い現実を抱えながらもそれを見せずに軽やかに生きる人物だと紹介しています。
唯との出会いで、彼の中の当たり前が少しずつ崩れていく点に面白さを感じたそうです。将来に不安を抱える人の光になればうれしい、とも語っています。
『余命一年、男をかう』の見どころを3つ紹介
配信前のため、公式に出ている予告やコメントをもとに3つに絞ります。
1. 柴咲コウ×赤楚衛二の掛け合い
赤楚衛二は、ふたりの会話には自然なグルーヴ感があるとコメントしています。
堅物の40歳と軽やかなホストという組み合わせは、恋愛に寄せすぎず、凸凹コンビとして楽しめる可能性があります。会話劇が好きな人には、まずここが入り口になりそうです。
2. 予告で見える「契約のねじれ」
メイン予告では、唯が瀬名を連れてプレミアムシートで映画を観たり、ゲームセンターやデパ地下で気兼ねなく買い物をしたりする姿が映ります。
ただし明るい場面だけではありません。唯が「私が早く死んだほうが都合がいいんじゃないの?」と叫ぶ場面もあり、お金で結ばれた関係のゆがみが描かれることがうかがえます。
メイン予告は、Netflix Japanの公式YouTubeで公開されています。ふたりの温度差のある掛け合いは、映像で見るとより伝わります。
3. 岡田惠和の脚本と風間太樹の演出
脚本の岡田惠和は、原作を書店で手に取った時点で脚本を書きたいと思い、企画当初から柴咲と赤楚を想定して書いたと明かしています。
監督は『silent』『海のはじまり』の風間太樹です。唯の生き方を「強さ」という言葉だけでは括れないと感じたことが、この作品を撮る意味につながったと語っています。
『余命一年、男をかう』はどんな人におすすめ?響く人・合わない人
泣かせるだけの「余命もの」に少し疲れている人ほど、試す価値がありそうです。
響く人
合わない可能性がある人
不倫、家庭内暴力、借金、ホストクラブといった題材が背景にあるため、こうした要素が苦手な人は注意が必要です。
また、トーンが軽やかでも「余命」が軸の物語なので、死を意識させる場面は避けられないと考えられます。
考察|キャストと相関図から見えるポイント(筆者の私見)
ここからは筆者個人の見方です。相関図を眺めると、作品の設計が少し見えてきます。

原作の「二部構成」を109分にどう収めるか
原作は、次の3つのパートで構成されています。
📖 原作の構成
第1部
唯の独白で進む
第2部
瀬名の視点に切り替わる
エピローグ
その後のふたり
映画で瀬名の母や妹まで実力派で固めたのは、後半の瀬名側の物語もしっかり描くつもりだからではないか、と筆者は考えています。2つの視点をどこで切り替えるか、あるいは混ぜて描くのかは、原作読者として最も気になる点です。
ちなみに原作の小説には、前半の名シーンをミニドラマにしたPVも作られています。映画のふたりと見比べてみるのも面白いですよ。
『余命10年』の脚本家が描く、もう一つの「余命」
岡田惠和は映画『余命10年』の脚本も手がけました。あちらは残された時間の切なさに真正面から向き合う作品でした。
一方の本作について、公式はユーモアのある世界観を強調しています。同じ「余命」を、泣きではなく笑いと皮肉の方向から書き分けている点に、筆者は脚本家としての挑戦を感じます。
風間演出の「間」が、お金の話に効く理由
風間監督は『silent』などで、沈黙や間で感情を伝える演出に強みを見せてきたと筆者は感じています。
本作は「72万円」という数字がはっきり飛び交う物語です。金額で割り切ろうとする会話のあとに生まれる沈黙こそ、ふたりの本音が出る瞬間になるのではないかと考えています。
脇役が「お金の使い方」を分担している
唯だけでなく、脇役もそれぞれ違う形でお金を使っています。
💴 登場人物の「お金の使い道」
それぞれが、唯の「男を買う」という選択を別の角度から映す鏡のようです。お金を単なる設定ではなく、孤独や愛情を測る物差しとして扱う作品になりそうだと筆者は見ています。
配信後に注目したい3つの点
- 原作のラストを映画がそのまま描くのか、脚色するのか
- 感情を抑えた唯を、柴咲コウがどう見せるかへの評価
- 筒井道隆や鳴海唯など、脇役の芝居がどこまで話題になるか
特に結末の扱いは、原作ファンと映画から入る人とで受け止め方が分かれる可能性があります。
原作小説『余命一年、男をかう』はどんな本?
映画の原作は、吉川トリコの同名小説です。2024年5月に講談社文庫から文庫版が出ていて、Kindle版でもすぐに読めます。
原作ならではの楽しみ方
小説の唯は、節約に加えて「キルト作り」が趣味という、映画の紹介ではあまり触れられない細かい設定も描かれています。
いちばんの魅力は、唯の頭の中の本音がたっぷり読めることです。損得で割り切ろうとするのに、気持ちが少しずつ揺れていく過程は、言葉で追えるからこそ面白い部分。映画では表情や間で表現されるところを、先に言葉で味わえます。
読者の評価は?
Amazonでは、5段階評価で平均4.2(評価243件、執筆時点)です。テンポがよく一気に読めた、主人公の生きづらさに共感した、という声が多く見られます。
一方で、結末はややありきたりに感じたという感想もあり、好みが分かれるのは終盤の展開のようです。
映画の前に読む?後に読む?
結末を知らずに映画を楽しみたいなら、配信後に原作で答え合わせをするのがおすすめです。逆に、唯の内面を深く知ったうえで、柴咲コウがそれをどう演じるかを見たい人は、配信前に読んでおくと楽しみが増えます。
筆者は、上映時間109分で原作の二部構成がどこまで描かれるかを確かめたいので、先に読んでおく派です。
『余命一年、男をかう』の基本情報
配信情報は変わる可能性があるため、最新の状況はNetflix公式で確認してください。
まとめ|『余命一年、男をかう』のキャストと相関図を振り返る
『余命一年、男をかう』は、節約一筋の唯とお金に困るホスト・瀬名が、72万円の契約から心を通わせていく物語です。
唯の職場と家族、瀬名家、ホストクラブの4つの輪に、筒井道隆や鳴海唯ら8人が配置されています。
重くなりがちな余命という題材を、笑いと痛みの両方で描く大人のドラマを探している人に向いた一本です。
『余命一年、男をかう』のよくある質問
原作はありますか?
あります。吉川トリコの同名小説が原作で、2021年に単行本が刊行され、第28回島清恋愛文学賞を受賞しました。現在は講談社文庫版も出ています。
『余命一年と宣告された僕が、余命半年の君と出会った話』とは関係ありますか?
関係ありません。こちらは森田碧の小説が原作で、2024年にNetflixで配信された別作品です。タイトルが似ているため、検索時は注意してください。
どこで見られますか?
2026年11月5日(木)からNetflixで世界独占配信されます。上映時間は109分です。
映画の結末はもう分かっていますか?
執筆時点では配信前のため、映画版のラストは公式に明かされていません。原作小説で先に物語を知ることはできますが、映画で脚色される可能性もあります。
