あの豪華キャストの並びの中に、なぜスパイダーマンだけがいないのか。
『ドゥームズデイ』の続報を追うたび、そこが引っかかって落ち着かない……とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
結論から言えば、トム・ホランドの出演は2026年8月9日時点で公式発表されていません。7月25日のサンディエゴ・コミコンで公開された出演者一覧にも、その名前はありませんでした。
実は、参戦の条件そのものはすでに整っているのです。『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』が『ドゥームズデイ』より前の物語だと確認されているからです。
そこで今回は、参戦説を支えるプラス材料と、見落とされがちな慎重材料を、公式情報だけで取り上げました。
ぜひ「出そう」と「出る」を切り分けて、この胸騒ぎのする続報を、誰よりも正確に追いかけてください。
『ドゥームズデイ』にスパイダーマンは出演する?結論は「現時点で未発表」
結論から言えば、トム・ホランド演じるスパイダーマンの『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』出演は、2026年8月9日時点で正式発表されていません。
公式キャスト発表にトム・ホランドの名前はない
マーベル・スタジオは2026年7月25日、サンディエゴ・コミコンのHall Hで『ドゥームズデイ』の大規模な発表を行いました。
ディズニー公式発表では、ロバート・ダウニー・Jr.、クリス・エヴァンス、ペドロ・パスカル、ポール・ラッド、アンソニー・マッキー、シム・リウ、ジェームズ・マースデン、デヴィッド・ハーバー、レティーシャ・ライトらが紹介されています。
さらにクリス・ヘムズワース、フローレンス・ピュー、ヴァネッサ・カービー、トム・ヒドルストン、イアン・マッケラン、パトリック・スチュワート、セバスチャン・スタン、チャニング・テイタムらの出演も案内されました。
しかし、この一覧にトム・ホランドの名前はありません。
「未発表」と「不参加」は同じではない
一方で、名前が載っていないことは「絶対に出ない」ことの証明にもなりません。
マーベルおよびディズニーから、トム・ホランドの不参加を明言した公式発表も出ていないためです。
したがって現時点の正確な答えは、「未発表。ただし参戦する余地は残されている」となります。
『ドゥームズデイ』はどんな規模の作品?
公式発表では、3つの異なるユニバースに属するヒーローたちが衝突し、これまでにない存在規模の脅威に直面する物語になると説明されています。
公開日は2026年12月18日で、日本でも同日公開の予定です。
これほど巨大なクロスオーバーである以上、公表されていない追加キャラクターの存在まで否定するのは無理があるでしょう。
スパイダーマン参戦説の最大の根拠は『ブランド・ニュー・デイ』の時系列
参戦説を考えるうえで最も重要な材料は、人気でも興行収入でもありません。作品同士の「順番」です。
『ブランド・ニュー・デイ』は『ドゥームズデイ』より前の物語
マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギはColliderの取材で、『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』が『ドゥームズデイ』より前に起きる物語だと明らかにしています。
これは単なる公開順の話ではありません。『ブランド・ニュー・デイ』は2026年7月31日、『ドゥームズデイ』は同年12月18日に公開されますが、劇中の時間軸でもピーターの物語が先に位置していることになります。
つまり『ドゥームズデイ』の直前に、ピーターの現在地を描いた作品が置かれている構図です。
ピーターはニューヨークで現役のスパイダーマンとして活動中
ソニー公式情報によると、『ブランド・ニュー・デイ』は『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』から4年後の物語です。
世界からピーター・パーカーの存在を忘れられたあとも、彼はニューヨークでフルタイムのスパイダーマンとして犯罪と戦い続けています。
「引退している」「行方不明である」といった、参戦を妨げる設定上の障害が存在しないという点が、この設定の大きな意味です。
MCUの人物との接点も断たれていない
『ブランド・ニュー・デイ』には、トム・ホランド、ゼンデイヤ、セイディー・シンク、ジェイコブ・バタロン、ジョン・バーンサル、マイケル・マンドに加え、マーク・ラファロも出演しています。
ピーターの新章は、独立した「スパイダーマンだけの世界」へ切り離されたわけではありません。
筆者としては、ここで現在地を整理してから『ドゥームズデイ』級の事件へ接続する構成は、非常に組み立てやすいと感じます。
なぜトム・ホランドは『ドゥームズデイ』のキャストにいない?
時系列がきれいにつながっているのに名前がない理由は、現時点では公式に説明されていません。
考えられる3つのパターン
現段階で想定できる可能性は、大きく次の3つです。
- 本当に出演しない
- 出演するが、現時点では公表されていない
- 本編または次作につながる限定的な登場である
どれが正解かを裏づける公式情報はまだなく、どれか1つに断定するのは早計でしょう。
「名前がない=サプライズ出演」と決めつけない
2026年のコミコンで、マーベルは旧『X-MEN』シリーズからイアン・マッケラン、パトリック・スチュワート、ジェームズ・マースデン、レベッカ・ローミン、ケルシー・グラマー、アラン・カミングらの参加まで明かしました。
ここまで手札を開いてなおスパイダーマンだけ空席だと、「何か隠しているのでは……ウホッ」と勘ぐりたくなるのも事実です。
しかし、単純に出演しないという可能性も同じだけ残っていることは押さえておきたいところです。
ソニー製作という立ち位置の違い
もう一つ見落とされがちなのが、トム・ホランド版スパイダーマン映画の特殊な立ち位置です。
『ブランド・ニュー・デイ』はソニー・ピクチャーズ作品として劇場公開され、公式ページでもColumbia PicturesとMarvel Studiosの作品として掲載され、製作にはケヴィン・ファイギとエイミー・パスカルらが名を連ねています。
そのため、ほかのアベンジャーズ系キャラクターとまったく同じ物差しで「発表にないから出ない」「人気だから当然出る」と判断するのは危険だと考えられます。
『ブランド・ニュー・デイ』の大ヒットは参戦の根拠になる?

結論としては、参戦の直接的な根拠にはなりません。キャラクターの価値を裏づける材料にとどまります。
記録した数字は歴代最高クラス
ソニーグループの公式発表によると、『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』は公開初週末に北米3億6,000万ドル、全世界9億3,200万ドルを記録しました。
北米3億6,000万ドルは、公開初週末として歴代最高記録です。2019年公開の『アベンジャーズ/エンドゲーム』が保持していた北米オープニング記録を上回るスタートとなりました。
トム・ホランド版スパイダーマンが、2026年現在も世界規模で極めて強い集客力を持つことは、この数字が明確に示しています。
興行成績は「出演の証拠」にはならない
ただし、ここには線を引く必要があります。
すでに撮影・制作が進んでいる別作品へ、公開後のヒットを理由に突然出演が決まるわけではないからです。
今回の記録から読み取れるのは、今後のMCU全体でスパイダーマンを重要なカードとして扱う価値が改めて証明されたという点であり、これは「出演する」とは意味がまったく違います。
ドゥームズデイのスパイダーマン参戦説を判断材料で整理
ここまでの情報を、プラス材料と慎重材料に分けて一覧にしておきます。
参戦説を支える材料・慎重に見るべき材料
上3項目だけを見れば期待したくなりますが、下2項目を無視した情報は正確とは言えません。
続報が出るとすればどこを見ればいい?
出演情報を追うなら、ディズニーおよびマーベル・スタジオの公式発表、公式サイトのキャスト表記、公式予告編といった一次情報を軸にするのが確実です。
まとめサイトやSNSの「関係者情報」は、出どころが確認できないものも多く、そのまま事実として受け取らないほうがよいでしょう。
判断の基準を「公式が名前を出したかどうか」に固定しておくと、情報が錯綜しても振り回されずに済みます。
ネタバレを避けたい人が気をつけたい点
仮にサプライズ出演があった場合、その情報は公開直後にSNSへ一気に流れます。
驚きを大事にしたい方は、公開週のタイムラインや動画サムネイルに触れる時間を意識的に減らしておくのが安全です。
逆に、事前に把握してから観たい方は、公式予告のキャスト表記を追うだけでもかなり判断材料が集まります。
考察:スパイダーマンが参戦するならどんな役割になる?
ここからは公式発表ではなく、判明している情報を踏まえた筆者の私見です。
中心人物ではなく「巻き込まれる側」が自然
もし出演するとしても、最初から物語を引っ張る中心人物というより、巨大な異変へ巻き込まれる側として合流する形が自然だと考えています。
『ドゥームズデイ』は一人のヒーローを描く映画ではなく、3つのユニバースのヒーローが衝突する群像劇として説明されているためです。
監督は『インフィニティ・ウォー』『エンドゲーム』のアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟で、ロバート・ダウニー・Jr.がヴィクター・フォン・ドゥームとして登場します。
「復帰作」ではないことが効いてくる
個人的に注目したいのは、『ブランド・ニュー・デイ』が「ピーターの復帰作」ではなく「すでに活動を続けている物語」だという点です。
『ノー・ウェイ・ホーム』後、世界はピーターを忘れましたが、4年後の彼は孤独に暮らしながらもニューヨークを守り続けています。
再登板のための助走が不要な状態であることは、興行収入以上に参戦説を支える要素だと感じます。
あえて『シークレット・ウォーズ』へ温存する選択肢
一方で、『ドゥームズデイ』では起用せず温存する判断も十分あり得ると考えています。
次の大型作品『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』は2027年12月17日に公開予定で、スパイダーマンほど訴求力の強いカードを早く切る必要はないからです。
『ブランド・ニュー・デイ』で個人の物語を描き、より大きな局面で動かすという構成にも、十分な説得力があります。
筆者としての現時点の見立て
「人気だから出る」という予想より、マルチバース・サーガ全体のどこに配置するのが最も効果的かという視点で見るほうが、この状況は面白いはずです。
順番は確認され、ピーターは現役で、危機は複数ユニバース規模。参戦への道筋はほぼ見えています。
しかし最後の一本、「トム・ホランドが出演する」という公式確認だけがつながっていません。この一線を守ることが、現時点では最も誠実な見方でしょう。
まとめ
『ドゥームズデイ』へのスパイダーマン参戦は、2026年8月9日時点で公式発表されていません。
ただしケヴィン・ファイギの発言から『ブランド・ニュー・デイ』が前の物語だと判明しており、ピーターは現役のスパイダーマンとして活動中です。
結論は「出演は未確定。しかし参戦できる条件は整っている」。「出そう」と「出る」を混同せず、公式発表を追いましょう。
よくある質問
『ドゥームズデイ』にスパイダーマンは出演確定ですか?
いいえ、確定していません。
2026年8月9日時点で出演は正式発表されておらず、2026年7月25日に公開された多数の公式キャストにもトム・ホランドの名前は含まれていませんでした。
出演しないことが確定したわけではないのですか?
不参加を明言した公式発表も出ていません。
現状は「発表されていない」段階であり、出演・不参加のどちらとも公式には確認できない状態です。
『ブランド・ニュー・デイ』と『ドゥームズデイ』はどちらが先ですか?
物語上は『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』が先です。
ケヴィン・ファイギが、『ブランド・ニュー・デイ』は『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』より前に起きる出来事だと明らかにしています。
『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』の日本公開日はいつですか?
日本では2026年12月18日(金)に日米同時公開予定です。
ディズニー公式でも同日公開が案内されており、ロバート・ダウニー・Jr.がドクター・ドゥームとしてMCUへ登場します。
次作『シークレット・ウォーズ』の公開はいつですか?
『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』は2027年12月17日に公開予定です。
スパイダーマンの動向を追ううえでは、この作品までを含めた流れで見ておくと理解しやすくなります。