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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』のあらすじを簡単におさらい【ネタバレあり】

宇宙船から光る惑星を見下ろす宇宙の荒くれ者チームのシルエット 洋画
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「父さん」と呼べる人は、ずっとすぐそばにいた――。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』は、実父エゴとの出会いをきっかけに、ピーター・クイルが本当の父に気づいていく、涙なしでは観られない物語です。

Vol.3を観て「2作目ってどんな話だっけ?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

本作は2017年公開のシリーズ第2弾で、MCU15作目にあたります。

実は、優しげな父エゴには宇宙を揺るがす恐ろしい正体が隠されています。

そこで今回は、3行あらすじから物語の流れ、エゴの正体、結末、おまけシーンまで一気に整理しました。

ぜひ、三部作の一気見や見返す前のおさらいに役立ててください!

※「物語を詳しく解説」以降は、結末を含む重大なネタバレがあります。

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」はどんな話?あらすじを簡単に3行で

  • 前作で宇宙を救ったピーター・クイルたちの前に、クイルの実父を名乗る「エゴ」が現れます。
  • クイルは長年求めていた父との時間に心を開きますが、エゴには別の目的がありました。
  • 実の父エゴと育ての親ヨンドゥ、2人の「父親」の間で、クイルが本当の家族を見つけていく物語です。

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」の登場人物とキャスト一覧

物語を追ううえで押さえたい主要人物だけをまとめました。

登場人物キャスト役割
ピーター・クイル/スター・ロードクリス・プラット主人公。実父を名乗る男と出会う
ガモーラゾーイ・サルダナ最初からエゴを疑う冷静派
ドラックスデイヴ・バウティスタ率直すぎる言動のパワーファイター
ロケットブラッドリー・クーパー(声)電池を盗み騒動の発端に
ベビー・グルートヴィン・ディーゼル(声)幼くなったグルート
ネビュラカレン・ギランガモーラの義妹
ヨンドゥマイケル・ルーカークイルの育ての親
エゴカート・ラッセルクイルの実父を名乗る謎の男
マンティスポム・クレメンティエフエゴの従者。触れた相手の感情を読める
アイーシャエリザベス・デビッキソヴリン人の女王

日本語吹替版では、クイル役の山寺宏一、ロケット役の加藤浩次、ベビー・グルート役の遠藤憲一が前作から続投し、マンティス役で秋元才加が加わりました。

ラヴェジャーズの伝説的リーダー、スタカー・オゴルド役でシルヴェスター・スタローンが出演しているのも見逃せません。


「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」の物語を詳しく解説※ネタバレ

物語は「ソヴリン星の騒動」「二手に分かれた旅」「エゴの星での真実」の3段階で進みます。

序盤:電池泥棒から始まる逃走劇

ガーディアンズは女王アイーシャの依頼で宇宙怪獣からアニュラクス電池を守り、報酬として捕らわれていたネビュラを受け取ります。

ところがロケットが電池をくすねたことがバレ、ソヴリン艦隊に追われることに。

危機を救ったのが、クイルの父を名乗るエゴでした。クイル、ガモーラ、ドラックスはエゴの星へ向かい、ロケットとグルートは船の修理とネビュラの見張りに残ります。

中盤①:追放者ヨンドゥとスタカーの再会

ヨンドゥは惑星コントラクシアの酒場で、かつての仲間スタカーと再会します。

しかしスタカーは、ヨンドゥが子どもの売買に手を染めて掟を破ったと突き放し、死んでもラヴェジャーズの色で弔われることはないと言い放ちます。

この言葉が、ラストの葬送シーンへの大きな伏線になっています。

中盤②:ラヴェジャーズの反乱と脱出

アイーシャはヨンドゥ一味にガーディアンズの捕獲を依頼します。

クイルに甘いヨンドゥへの不満から、テイザーフェイスらが反乱を起こし、ヨンドゥとロケットは捕らわれます。

後悔したクラグリンとグルートの助けで2人は脱出し、エゴの星へ向かいます。その道中、ヨンドゥはロケットにエゴの危険な目的を明かします。

中盤③:父の星での日々とガモーラの疑い

クイルは自分にも父と同じ力があると知り、光のボールでキャッチボールをしながら父を受け入れていきます。

一方でガモーラだけはエゴを怪しみ、クイルと衝突してしまいます。

終盤①:マンティスの警告と骸骨の山

率直な物言いでマンティスを笑わせるうちに、ドラックスとマンティスの間には不思議な友情が生まれます。

やがてマンティスは、この星にいると危険だとドラックスたちに打ち明けます。

同じころ、ネビュラはガモーラに「勝ちたかったのではなく、姉が欲しかった」と本音を明かして和解します。2人が地下で見つけたのは、エゴの子どもたちの骸骨の山でした。

終盤②:エゴが明かす計画

エゴはクイルに自分の正体と計画を打ち明け、力でクイルを取り込もうとします。

クイルは父の光に飲まれかけ、宇宙を巻き込む計画が動き始めます。


GotG2の黒幕、ピーターの父エゴの正体とは?

エゴの正体は、宇宙の誕生とともに生まれたエネルギー体「天界人(セレスティアル)」です。長い年月をかけて自分自身を惑星として形作りました。

人間の姿は「器」にすぎない

エゴの人間の姿は、星々を渡り歩くために作った仮の姿です。

本体は星の中心にある脳のような核で、ここが最終決戦の舞台になります。

エゴの目的は宇宙を自分で覆い尽くす「拡張」

エゴは各地の星に分身の種を植え、一斉に成長させて宇宙全体を自分で覆い尽くそうとしていました。

計画には天界人の力を継ぐ子が必要だったため、さまざまな種族との間に子をもうけ、ヨンドゥに運ばせていたのです。力を受け継いだのはクイルだけでした。

筆者の解釈:エゴはクイルの「承認欲求」の極端な鏡像

エゴは自分がずっと孤独だったと語ります。筆者はここに本作の巧みな設計があると考えます。

母を失い「誰かに必要とされたい」と生きてきたクイルの欲求を、宇宙規模まで膨らませた姿がエゴだと読めるからです。父を倒すことは、自分の中の孤独な子どもとの決別でもあります。


GotG2の結末は?エゴの最期とヨンドゥの犠牲※ネタバレ

結論から言うと、エゴは倒され、ヨンドゥがクイルを救って命を落とします。

クイルが父に銃を向けた理由

エゴは、クイルの母メレディスの脳腫瘍を自ら仕込んだと口にします。

その瞬間クイルは我に返り、父へ銃を向けました。駆けつけた仲間とともに、マンティスの力でエゴを一時眠らせてクイルを救い出します。

ヨンドゥがクイルを引き渡さなかった理由

一行がエゴの核へ向かう途中、ヨンドゥはクイルに真実を語ります。

エゴが子どもたちを殺していたと知ったヨンドゥは、クイルを同じ目に遭わせないよう、わざと引き渡さなかったのです。

エゴの消滅とヨンドゥの最期

ロケットが盗んだ電池で爆弾を作り、グルートがエゴの核に仕掛けます。クイルは目覚めた力で父を食い止め、爆発でエゴは消滅しました。

崩れる星からクイルを連れ出したのはヨンドゥです。宇宙服は一つしかなく、ヨンドゥはそれをクイルに着せて息を引き取ります。

ヨンドゥの葬送が意味するもの

ロケットの知らせを受けたラヴェジャーズの船団が葬儀に駆けつけ、宇宙に弔いの花火を上げます。

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中盤でスタカーが「あり得ない」と突き放した弔いが実現したことで、ヨンドゥの償いが認められたと伝わる演出です。

ネビュラの旅立ち

ガモーラと和解したネビュラは、仲間に加わらず、サノスへの復讐のため一人で旅立ちます。

※画像はAIによるイメージ

5つのおまけシーン

エンドクレジットの途中に4つ、クレジット後に1つのシーンがあります。

  • 【途中】クラグリンがヨンドゥの形見の矢を操る練習をする
  • 【途中】スタカーたちがラヴェジャーズの元祖チームを再結成する
  • 【途中】アイーシャが新たな存在「アダム」を生み出そうとする
  • 【途中】思春期になったグルートがゲームに夢中でクイルを無視する
  • 【後】スタン・リー演じる男性が宇宙の観測者「ウォッチャー」たちに置き去りにされる

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」の見どころを3つ紹介

見どころは「父の評価の逆転」「物語を語る選曲」「脇役の輝き」の3つです。

見どころ1:実父と養父の評価がひっくり返る構成

本作最大の見どころは、優しく見えた実父エゴと、乱暴に見えた養父ヨンドゥの評価が逆転する構成です。

子どもの頃「父親はデビッド・ハッセルホフ」と話していたという序盤の雑談が、最後に意外な形で回収されるのも見事です。

見どころ2:選曲そのものが物語を語る「Awesome Mix Vol.2」

母の形見のカセットの曲が、今作では台詞以上に物語を運びます。

エゴはルッキング・グラスの『Brandy』を名曲と称え、海を捨てられない船乗りに自分を重ねます。一方、ヨンドゥの葬儀ではキャット・スティーヴンスの『Father and Son』が流れ、2人の父を対にした選曲になっています。

見どころ3:脇役たちが主役を食うほど輝く

ヨンドゥのほか、クラグリン、マンティス、テイザーフェイスと、脇役の個性が強烈です。

クラグリン役のショーン・ガンはジェームズ・ガン監督の実弟で、ロケットの撮影時の動きも担当しています。反抗期グルートのふてくされ顔は、重い結末の後にほっと笑える一幕です。


「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」はどんな人におすすめ?響く人・合わない人

笑える宇宙活劇の中で、家族ドラマに浸りたい人におすすめです。

響く人:笑って泣ける家族ドラマが観たい人

親子関係や「血のつながらない家族」の物語に弱い人には、強く刺さる作品です。

ギャグの多いSFアクションなのに、観終わるとしんみりした余韻が残ります。

合わない人:前作の疾走感を期待する人

前作が勢いで駆け抜けたのに対し、本作はチームが分かれて会話を重ねるため、中盤のテンポは明らかに落ちます。

アクションの爽快感を求める人は、エゴの星のパートを長く感じるかもしれません。下ネタ寄りのジョークも前作より多めです。


「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」の基本情報

項目内容
原題Guardians of the Galaxy Vol. 2
日本公開2017年5月12日
監督・脚本ジェームズ・ガン
上映時間136分
ジャンルSFアクション/スーパーヒーロー
原作マーベル・コミック
世界興行収入約8億6,000万ドル(Box Office Mojo調べ)
主な受賞歴第90回アカデミー賞 視覚効果賞ノミネート
MCUでの位置15作目(前作『ドクター・ストレンジ』、次作『スパイダーマン:ホームカミング』)

映像面は高く評価され、カラフルな宇宙描写がアカデミー賞の候補にもなりました。

ディズニープラスで配信されていますが、配信状況は変わる可能性があるため、最新情報は公式ページで確認してください。


「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」を見て感じたこと

同時期のMCUと比べて異質な「父と子」

同時期のMCUには、『マイティ・ソー バトルロイヤル』のオーディンや『ブラックパンサー』のティ・チャカなど、偉大な父の「隠された過去」に子が向き合う作品が続きました。

ただし彼らは、罪を抱えても尊敬される父であり続けます。本作は実父を完全な敵にし、血縁より「選んだ家族」を肯定した点で、筆者は異質だと感じます。

原作改変こそが最大の発明

原作コミックでは、クイルの父はスパルタクス帝国の皇帝ジェイソンで、エゴはもともとソーの敵として登場した「生きた惑星」でした。

別作品の惑星ヴィランを父に据えたからこそ、「親が子を取り込む」恐怖を宇宙規模で描けたと筆者は考えます。

※画像はAIによるイメージ

筆者が一番評価しない点:エゴの長い説明台詞

正直に言うと、エゴが自らの正体と計画を語る場面は説明台詞が長く、物語の熱が一度冷めます。

映像で見せる力が強い作品だけに、ここは会話頼みになっている印象を受けました。

監督の解任騒動を経て見返す意味

ガン監督は2018年に過去の投稿を理由に一度解任され、2019年に復帰しています。

その末に完成したのが2023年の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』です。本作のアダム誕生やクラグリンの成長がきちんと回収されたことを思うと、構想が途切れず続いたこと自体に価値を感じます。

※画像はAIによるイメージ

まとめ|「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」のあらすじを簡単に振り返る

本作は、クイルが実父エゴと出会い、その恐ろしい正体と向き合う物語です。

騒がしいSFアクションの中に、血縁と育ての親をめぐる家族ドラマが丁寧に描かれています。

中盤のテンポはやや落ちますが、笑いと涙を一度に味わいたい人には、三部作の真ん中としてぜひ見返してほしい一本です。


「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」のよくある質問

前作を観ていなくても楽しめますか?

楽しめますが、ヨンドゥとクイルの関係は前作で描かれているため、先に1作目を観ると結末の感動が大きくなります。

子どもと一緒に観られますか?

アクション中心で観やすい作品ですが、下ネタ寄りのジョークや骸骨の山などの場面があるため、気になる場合は事前に確認すると安心です。

ピーター・クイルの父親は原作でもエゴですか?

いいえ。原作での父はスパルタクス帝国の皇帝ジェイソンで、エゴを父とする設定は映画オリジナルです。

「リミックス」という邦題の意味は?

「リミックス」は日本独自の邦題です。母のカセット「Awesome Mix」にかけたタイトルだと考えられますが、公式の説明は確認できていません。


参考

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