シャチのショーを見にで名古屋港水族館に行ってきました。もちろんイルカやベルーガ、ウミガメなど、名古屋港水族館にはさまざまな海洋生物が展示されています。
平日だったので人もまばら(幼稚園の遠足や動物学校の修学旅行生には会いました)で、ほとんどの場所で並ぶことはありません。また天気も快晴で格好のお出かけ日和ですね。
こちらは名古屋港水族館のチケット売り場の画像です。このときはちょうどウミガメの回遊水槽のリニューアルが話題になっていました。
2019年4月にリニューアルオープンを迎えたようで、前に来た頃よりずいぶんキレイになっていました。人気のウミガメもとても見やすくなりましたよ。
↓その様子はこちらの記事でもご紹介しています。
⇒名古屋港水族館のウミガメエリアを散策|赤ちゃん生まれた!
水族館の入り口を入って右側をみると、イルカたちがお出迎え。一気にテンションが上ります。この水槽は1フロア上のメインプール脇にある、イルカプールの下に当たります。
期限が良いときは、ジャンプもサービスしてくれたりもするので、イルカ好きにはたまらない展示スポットですよ。ぜひチェックしてくださいね。
右側をみるとベルーガ(シロイルカ)の水槽です。寒い地域に住んでいるので皮下脂肪が厚く、ずんぐりむっくりのルックスがかわいらしいですね。
運が良ければ公開トレーニングの様子も見ることができます。暗がりの水槽の中をゆっくりと、白い体で泳ぐ姿はとても神秘的です。心が休まり、いつまでも見ていられました。
イルカとベルーガの水槽の間を先に進むと水中観覧席に到着です。とても神秘的な雰囲気で、いつまでも時を忘れていられる筆者お気に入りのスペース。
のんびりと回遊するシャチをぼんやり眺めるの良いですが、ここではシャチの公開トレーニングやイルカのショーを水中からも観覧することもできます。名古屋港水族館の目玉中の目玉ですね。
2020年現在、日本で飼育されているシャチは全部で7頭。千葉県鴨川市にある「鴨川シーワールド」に4頭、名古屋港水族館に3頭です。日本でシャチが見られるのは、2箇所だけなんですね。
もともと鴨川シーワールドにいたシャチを、名古屋港水族館が借りたり、購入したりしているようです。なんと日本にいるシャチはすべて血縁関係。シャチは群れで行動する動物なので、そのあたりが関係しているのでしょう。
現在名古屋港水族館にいるのは、メスのステラとその娘のリン、鴨川シーワールドからラン(ステラの娘)と交換でやってきたオスのアースの3頭。アースは品川シーワールドのラビーの息子です。
リンは2012年に、名古屋港水族館で生まれています。リンの口の右下(向かって左)に黒い模様があり、チャームポイント。公開トレーニングでも頑張っていますよ!
ということで、公開トレーニングの模様もお伝えしましょう。シャチの公開トレーニングは、基本的に平日3回、土日4回のペースで行われています。イルカのショーと交互に行われ、それぞれ10~15分ほどです。
公開トレーニングが始まる前から、グルングルンとメインプールを泳ぎまくり、ウォーミングアップするリンちゃん。すぐ間近でシャチが泳ぐ様子をみることができるので、すこし早めにいってみるのもおすすめです。公開トレーニング中のように、水が飛んでくることも少ないでしょう。
これはジャンプ前の様子でしょうか。たくさん写真を取りすぎて忘れてしまいましたが。。先程も紹介しましたが、メインプールの下には水中観覧席があり、公開トレーニングの様子は水中からも見るることができます。
それにしても、なぜショーではなく公開トレーニングなのか。疑問に思う方も多いでしょう。ちょっとネット上をしらべて見ましたが、理由としては「パフォーマンスとしてはまだ練習中」なのだそうです。ただずっと練習中なのも、ツッコミどころではありますね。
大迫力のジャンプの模様です。前の方の席座るとずぶ濡れになりますので、ご注意を。夏は良いですが、冬は厄介ですね。確かにイルカのショーと比べると、シャチは芸の数が限られている感じです。というか、細々した技はなくとも、泳いでジャンプする姿だけで十分楽しめます。
公開トレーニング中は、野生のシャチの行動などについての解説などもしっかりされていて、日本でも2箇所でしか見ることができない、本物のシャチの動きがじっくりと楽しめますよ。
ショーの締めは、観客へのご挨拶。10分ほどの時間でしたが、もうすっかりシャチに魅了され「リンちゃんありがとう」って気分です。筆者ほどのおっさんが一人で見ても十分楽しめますので、家族連れやカップルでいったら、テンションもあがりまくるでしょう。
今回は名古屋港水族館のシャチのトレーニングショーの模様をお伝えしました。名古屋港生まれのリンちゃんのショーでしたが、オスのアースくんが登場する回もあるようなので、また行ってみたいと思います。