映画キングダムを見る順番はこれ!・公開順・原作該当巻数で迷わない完全ガイド

古代中国の戦場を背景に、剣を掲げる若い兵士のシルエットと五本の道が一本に重なるイメージ 邦画
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全5作、合計およそ11時間20分。実写「キングダム」は、いま日本で最も分厚い映画シリーズです。

とはいえ「どれから見ればいいのか」「途中から入っても話についていけるのか」でお悩みの方も多いのではないでしょうか。

結論はシンプルです。見る順番は公開順=時系列順。2019年の1作目から順に再生すれば、話がつながらなくなる心配はありません。

実は、この分かりやすさこそがシリーズ最大の武器です。毎作きちんと決着を付ける作りだからこそ、5作目まで新しい観客が入り続けてきました。

そこで今回は、全5作の公開順・上映時間・原作の該当巻数を一覧に整理しました。

最新作『魂の決戦』が描く合従軍編(函谷関の戦い)までの道のりを、ぜひここで一気につかんでください。

キングダム映画を見る順番は?結論は「公開順」でOK

公開順に見れば、そのまま時系列順になります。迷ったら1作目から順に見てください。

原作漫画の流れに沿って映画化されているため、公開順と物語の順番が入れ替わる構成になっていないからです。

前日譚も時系列シャッフルもないので、配信サービスに並んだ順のまま再生して問題ありません。

キングダム映画は何作?全5作の一覧(公開順・時系列・原作巻数)

映画は全5作で、上映時間の合計はおよそ11時間20分です。原作のどこにあたるかと、これまでの興行成績もあわせて一覧にしました。

作品(公開年) 上映時間 原作の該当範囲(目安)・エピソード 興行収入
キングダム(2019) 134分 1〜5巻/王都奪還編 57.3億円
キングダム2 遥かなる大地へ(2022) 134分 5〜7巻/蛇甘平原の戦い 51.6億円
キングダム 運命の炎(2023) 約130分 11〜16巻の前半/馬陽の戦い+紫夏編 56.0億円
キングダム 大将軍の帰還(2024) 145分 16巻ごろまで/馬陽の戦いの決着 80.3億円
キングダム 魂の決戦(2026) 134分 25〜30巻ごろ/合従軍編・函谷関攻防戦 51.6億円超(8月11日時点・公開中)

1・2作目は原作1〜5巻/5〜7巻の映像化と公表されていますが、3作目以降は映画独自の再構成が入るため、巻数は幅を持たせた目安として見てください。

監督は全作を通して佐藤信介さん。脚本には1作目から原作者の原泰久さんも参加しています。

1作目『キングダム』(2019)はどんな話?

紀元前245年の秦を舞台に、戦災孤児の信と漂が「天下の大将軍」を夢見るところから始まります。

漂が王の影武者として召し上げられて命を落とし、残された信が漂と瓜二つの若き王・嬴政と出会い、王座奪還に協力するまでが描かれます。

筆者としては、ここを飛ばすと信と政の関係の土台が丸ごと抜けると考えています。シリーズで最も「少年漫画の熱」が素直に出ている一本で、入口としては今も強い作品です。

2作目『キングダム2 遥かなる大地へ』(2022)の位置づけは?

王都奪還から半年後、隣国・魏との「蛇甘平原の戦い」が舞台で、信が歩兵として初陣に挑みます。

のちに飛信隊を支える羌瘣(清野菜名さん)が初登場する回で、彼女は5作目にも続けて登場します。

個人的に効いていると感じるのは、寄せ集めの「伍」が少しずつ噛み合っていく前半の設計です。戦の規模は控えめですが、群像劇としての足場をここで作っています。

※画像はAIによるイメージ

3作目『キングダム 運命の炎』(2023)で何が変わる?

伝説の大将軍・王騎が総大将として復帰し、趙との「馬陽の戦い」が始まります。

信は百人将に昇格し、王騎から「飛信隊」の名を授かります。隊の名が生まれる瞬間なので、ここを押さえると以降の重みが変わります。

あわせて、嬴政が趙の人質だった過去と、恩人・紫夏との記憶も描かれます。筆者が最も評価しているのはこの紫夏編で、戦場から離れた静かな挿話が、政という王の動機を一本の線に変えていると考えています。

4作目『キングダム 大将軍の帰還』(2024)はどこまで描かれる?

3作目から続く「馬陽の戦い」の決着編で、趙の総大将・龐煖と王騎の因縁に区切りが付きます。

ラストで王騎が信に矛を託して退場するため、シリーズの世代交代を告げる一作です。軍師・李牧(小栗旬さん)の存在も本格的に浮上し、次作への布石が置かれます。

上映時間はシリーズ最長の145分ですが、戦の終盤だけに絞った構成なので、長さより密度が勝つ設計だと感じます。最終興収80.3億円はシリーズ最高で、評価と数字が最も噛み合った一本でした。

5作目『キングダム 魂の決戦』(2026)はどんな作品?

2026年7月17日公開の最新作で、原作でも屈指の人気を誇る「合従軍編」が題材です。上映時間は134分と、前作より11分短くなっています。

合従軍編で何が起きる?

李牧の策略により、秦を除く六国(楚・趙・魏・韓・燕・斉)が同盟を結び、総勢50万の合従軍が秦へ攻め込みます。国門・函谷関を舞台に、公式が「秦vs六国」と呼ぶシリーズ最大規模の防衛戦が展開します。

原作でいえば25〜30巻あたりの函谷関攻防戦にあたる範囲です。佐藤監督は公式サイトで、信と万極(山田裕貴さん)の一騎打ちを本作の山場に挙げています。

※画像はAIによるイメージ

5作目の主なキャストは?

秦側は、千人将となった信を軸に、若い将と歴戦の将軍が並びます。

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役名 キャスト
山﨑賢人
嬴政 吉沢亮
河了貂 橋本環奈
羌瘣 清野菜名
麃公 豊川悦司
蒙恬 志尊淳
王賁 神尾楓珠
桓騎 坂口憲二

合従軍側は、六国それぞれの将が顔をそろえます。

役名(所属) キャスト
李牧(趙) 小栗旬
春申君(楚・総大将) 斎藤工
汗明(楚) 勝矢
媧燐(楚) 三吉彩花
万極(趙) 山田裕貴
慶舎(趙) 中村蒼
呉鳳明(魏) 田中圭
オルド(燕) 宍戸開
成恢(韓) 渋谷謙人

主題歌は米津玄師さんの「夜鷹」。監督は公式サイトで、当初『史上最大の決戦』にする予定だったサブタイトルを、この曲を聴いて『魂の決戦』へ変更したと明かしています。

公開後の反応と興行成績は?

公開4日間で興行収入20.6億円に到達し、前作との比較で動員89.5%・興収93.6%を記録しました。

8月11日までの26日間では動員335万4231人・興収51億6475万円に達し、邦画実写では史上初となるシリーズ5作連続の興収50億円超えを達成しています。

観客の受け止めも良好で、TOHOシネマズのアンケートでは満足度94%。前作の97.2%には届きませんが、5作目でこの水準を保っているのは素直に強い数字だと感じます。

どの上映フォーマットで見られる?

7月17日は全国521館(IMAX、MX4D、4DXを含む)で公開され、翌週7月24日からはDolby Cinema、SCREENX、ULTRA 4DXを加えた554館に拡大しました。

函谷関の攻城戦は画面の情報量が多いため、大画面フォーマットとの相性がよい題材です。上映形態は劇場ごとに異なるので、最新のスケジュールは各劇場の公式ページで確認してください。

キングダム映画とアニメはどちらを先に見る?順番の考え方

映画を目的にしているなら、映画だけを公開順に見れば足ります。両者は同じ原作を別々に映像化した作品で、続き物ではないからです。

アニメは合従軍編の先まで進んでいるため、交互に見ると映画のネタバレになります。映画を追い切ってからアニメへ移るのが安全です。

予習はどこまで必要?初めてでも大丈夫?

最新作から入っても、物語の骨格は理解できます。各作品にひと区切りが付く作りだからです。

ただし飛信隊の絆や、王騎の矛を受け継いだ意味は、前4作を見ているかどうかで感情の乗り方が変わります。

時間が限られているなら、3作目と4作目の「馬陽の戦い」だけでも見ておくと、5作目での信の立ち位置がすっと入ってきます。

キングダム映画はどこで配信中?見放題の状況

第1作から第4作までは、Netflix、Hulu、Amazonプライム・ビデオ、U-NEXT、DMM TVなど主要サービスで見放題の対象になっています(2026年8月時点)。

5作目『魂の決戦』は劇場公開中のため、配信には含まれていません。

見放題かレンタルかはサービスや時期によって入れ替わります。視聴前に各サービスの公式ページで最新の状況を確認してください。

※画像はAIによるイメージ

筆者の考察:なぜ実写キングダムは5作も続いたのか

ここからは筆者としての見方です。5作続いた理由は、作品の出来だけでなく、シリーズの設計そのものにあると考えています。

「区切りの置き方」と原作者の脚本参加が効いた

最大の理由は、毎作きちんと決着を付けている点です。1作目は王座奪還、2作目は初陣、3〜4作目は馬陽の戦いと、「次作を見なければ意味不明」という終わり方をしていません。

もう一つは、原作者の原泰久さんが1作目から脚本に参加していることです。実写化でファンが最も恐れる「別物になる」不安を、制作体制の側で先に潰している。技術的な再現度より、この安心感のほうが効いていると見ています。

なぜアクションとして成立しているのか

作品面で言えば、実景の力を捨てなかったことが大きいと考えています。2作目は新型コロナ下でも日本各地と中国で段階的に撮影が行われており、シリーズは一貫して広い戦場を実際に映してきました。

監督が全作同じであることも、殺陣と戦場の見せ方をぶれさせていません。漫画実写の連続シリーズ化では『るろうに剣心』が成功例ですが、あちらが個の剣戟で勝負したのに対し、キングダムは軍勢の物量で勝負している点が違いだと感じます。

この先の懸念はどこにあるか

合従軍編以降、原作は黒羊丘の戦い、鄴攻略戦と、さらに規模の大きい戦へ進みます。登場人物と戦場が増えるほど、キャスティングと予算の負荷は上がります。

個人的には次の区切り候補は黒羊編か鄴攻略編だと見ていますが、鄴は原作でも長大で、1本に収めるのは容易ではないはずです。ここから先は「どこで切るか」の判断が、これまで以上に試されると考えています。

時間がない人向け|キングダム映画の視聴優先度

順番に全部見るのが理想ですが、時間がない人のために優先度を付けます。

  • 1作目:飛ばさない。信と政の関係の起点で、ここが抜けると以降の動機が理解できません
  • 3・4作目:必見。飛信隊の誕生と王騎の退場という、シリーズの背骨にあたります
  • 2作目:時間がなければ後回し可。羌瘣の初登場だけ押さえれば、5作目の理解に致命傷にはなりません

順番を守ることと、全部を見ることは別の話です。優先度を決めて見れば、最新作までの距離はぐっと縮まります。

よくある質問

キングダム映画は時系列と公開順が違いますか?

違いません。公開順がそのまま時系列順です。1作目から順に見れば問題ありません。

キングダム映画は何作ありますか?

2026年時点で全5作です。2019年の1作目『キングダム』から、2026年公開の5作目『魂の決戦』まで公開されています。

映画は原作の何巻まで映像化されましたか?

5作目で合従軍編の函谷関攻防戦、原作でいうと25〜30巻あたりまで進みました。巻数は目安ですが、続きを原作で読むならこの戦いの決着以降が対象になります。

『キングダム 魂の決戦』だけ見ても話がわかりますか?

大筋は追えます。ただし信と飛信隊の関係や王騎の遺志という核心は、前作までを見たほうが確実に響きます。

5作目の上映時間はどれくらいですか?

134分です。145分だった前作より11分短く、シリーズの標準的な長さに戻っています。

まとめ

見る順番は公開順=時系列順で、全5作を1作目から追えば迷いません。

時間がなければ1作目と3・4作目を優先してください。信が矛を受け取る瞬間を知っているかどうかで、最新作の熱量は変わります。

最新作『魂の決戦』の見どころは、原作25〜30巻にあたる函谷関の防衛戦。総勢50万がぶつかる画は、大きなスクリーンで見る価値のある一戦です。

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この記事を書いた人
ショウゴリラ|映画好きコンシェルジュ

映画とバナナをこよなく愛する中年ゴリラ。新作から名作まで幅広く映画を追いかけ、作品の魅力や気になるポイントを分かりやすく紹介しています。

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